□投稿者/ kubo (930回)-(2013/01/05(Sat) 20:19:38)
| 建物の柱を支える基礎には、鉛直方向の圧縮力(引張力の場合もある)・水平力・曲げ モーメントが掛かります。それらの全てを独立基礎で負担させると大きなものになります。 地中梁を付けると曲げモーメントを負担させられるので、独立基礎が小さくなります。
外壁のある場合、それを支持させるため、また、納めるためには、小さいながらそれ用の 布基礎のような基礎が要ります。地中梁があるとそれも兼用することができます。
大きな独立基礎にして、地中梁をを省き、外壁下にはそれように小さい布基礎を設けるか、 地中梁を付けて、小さい独立基礎にして、外壁下の小さい基礎を省くか考えると、普通は、 地中梁を付けた方が安くなります。 (平面レイアウトによっては、そうでない場合もあります)
また、基礎間を固めるためにも地中梁は有効です。
例えば、6m角の4本柱の、折板葺程度の平屋建物で、有筋の土間コンクリートの場合、 地盤が良ければ、フーチングを付けない 300*500 程度の地中梁を設けて、独立フー チング基礎を省く(地中梁を布基礎とみなす)ことも可能と思います。(私ならそうする かもしれないということで、それがよいと言っているわけではないです。お間違えの 無いように)
なお、普通(あくまでも普通の場合)は「建物自重+積載荷重」以外は「積雪」「地震」 「風」の荷重で検討すれば良いと思います。
>アルミのカーポートでは 6m程度の物は普通にありますし、 >独立基礎でもなく、単純な埋め込みです。
>最大の悩みは、地中梁を設ける事によるコストアップの点なのです。 >風による持ち上げを防ぐ場合、独立基礎にして、土間コンを打ってしまえば >自重もありますし、壁を張らないので持ち上げも少ないと思います。
それらも、構造計算(構造検討)して確認し、決定すべき問題です。あなたの書かれた とが無条件に適用できるものではないです。
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