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Nomal 木造スジカイ /あとうカイ (10/05/15(Sat) 20:29) #6780
Nomal Re[1]: 木造スジカイ /EMANON (10/05/19(Wed) 11:05) #6781
  └Nomal Re[2]: 木造スジカイ /あとうカイ (10/05/19(Wed) 19:05) #6782
    └Nomal Re[3]: 木造スジカイ /EMANON (10/05/20(Thu) 09:39) #6783
      └Nomal Re[4]: 木造スジカイ /MT_ (10/05/20(Thu) 16:36) #6784
        └Nomal Re[5]: 木造スジカイ /EMANON (10/05/21(Fri) 09:06) #6785


親記事 / ▼[ 6781 ]
■6780 / 親階層)  木造スジカイ
□投稿者/ あとうカイ (1回)-(2010/05/15(Sat) 20:29:15)
    こんばんは。

    木造在来工法のスジカイで質問させてください。
    米松45x90のスジカイですが、許容範囲内の節の大きさ等ありましたらおしえてください。
    米松採用ですと全く無しとはいかないと思うのですが・・・

    宜しくお願いいたします。
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▲[ 6780 ] / ▼[ 6782 ]
■6781 / 1階層)  Re[1]: 木造スジカイ
□投稿者/ EMANON (2回)-(2010/05/19(Wed) 11:05:47)
    2010/05/20(Thu) 07:38:03 編集(投稿者)

    個人的な考えです。
    柱は主に圧縮が掛かります。引っ張りも生じますが、圧縮と打ち消し合ってそんなに大きな引き抜きにはなりません。
    筋交いの場合は、まるまる引っ張りがかかります。欠損があれば、筋交いの引っ張り耐力は小さくなります。
    節による欠損があるのはまずいと思います。
    節の無い米松が無いわけではありません。何故米松を使うのか解りませんが、米松使用が前提であれば価格にこだわらす節無しを使うべきです。
    許容応力度計算を行うのであれば、米松筋交いの強度が大きくなる分に応じて金物も大きくする必要があります。
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▲[ 6781 ] / ▼[ 6783 ]
■6782 / 2階層)  Re[2]: 木造スジカイ
□投稿者/ あとうカイ (2回)-(2010/05/19(Wed) 19:05:41)
    EMANONさん、こんばんは。
    材木屋との打ち合わせで無節という指示を出さない限り節有りとなるのが現状ですね。
    ちなみにEMANONさんの使用する筋交の樹種は何ですか。
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▲[ 6782 ] / ▼[ 6784 ]
■6783 / 3階層)  Re[3]: 木造スジカイ
□投稿者/ EMANON (3回)-(2010/05/20(Thu) 09:39:06)
    No6782に返信(あとうカイさんの記事)

    > ちなみにEMANONさんの使用する筋交の樹種は何ですか。

    「ちなみに」?
    筋交いの樹種を指定したことはありません。逆に、米松を使用する理由を知りたいです。
    上に書いたレス・・一部訂正します。
    45*90の筋交い倍率2.0とします。
    2.0×1.3kN=2.6kNの耐力
    筋交い(斜材)には、比率から 2.6×3.5=9.1kNの引っ張り。
    杉 4.5×9.0×0.8×2=64kN
    米松4.5×9.0×10.5×2=85kN
    いずれも相当余裕があります。・・計算が間違っていなければ。
    引っ張りは釘などの接合部で筋交いの耐力は決まっています。
    圧縮はめり込み強度で。
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▲[ 6783 ] / ▼[ 6785 ]
■6784 / 4階層)  Re[4]: 木造スジカイ
□投稿者/ MT_ (264回)-(2010/05/20(Thu) 16:36:11)
    横から失礼します。4号木造の筋違の節については規定されていないので監理上曖昧になりがちですよね?常識的に支障のあるような節でなければ問題はなく扱われているのが通例かと思います。

    監理の基準としてはいくつか有ります。木造3階建てなどで許容応力度計算を行うときの「木材の基準強度」を与える選択条件として、平成12年告示1452号を参照します。

    ここで選択条件の一つに「製材のJAS」が選択できます。筋違に求められる外見上の規格(目視等級)としては、「製材のJAS中、構造用U-1級」が望ましいと思います。

    それ以外の規格は、圧縮材専用であったり、2級だとJAS外品よりも強度が劣るので参照しなでください。

    当該「構造用U-1級」の規格に合致する節の程度は、その直径等で判断します。

    ・巾狭材:節の直径が材巾の20%以下、且つ、複数の節やキズ等の集中した部分の合計欠損径が材巾の30%以下となります。

    ということで判断します。巾の広い材料は別に規格されていますが、筋違は「巾狭材」の規格になります。

    ですから、90x45の筋違であれば、側面(45mm部分)に節があるものは事実上NG。

    見付け面(90mm部分)であれば、90x0.2=18mm以下の径であることが望ましいと言えます。これがJAS-2級だと40%なので36mm径の節でも扱えますが引張強度はベイマツの場合で67%にダウンします。

    また、1級の場合は、18mm以下の節や当てキズ等が近接してあると、その合計が90x0.3=27mm以内に納めなければならないことになります。

    筋違の監理・・・けっこう難しい問題ですね?・・・かといって、上述告示1452号ではJASにそぐわない無等級材にも十分な強度を認めており(JAS-2級より上)、無等級では常識的に有害でない節であればOK。

    監理者の良識しだい、経験次第・・・ですかね?

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▲[ 6784 ] / 返信無し
■6785 / 5階層)  Re[5]: 木造スジカイ
□投稿者/ EMANON (4回)-(2010/05/21(Fri) 09:06:00)
    No6784に返信(MT_さんの記事)

    > 当該「構造用U-1級」の規格に合致する節の程度は、その直径等で判断します。

    全く欠損の無い部材を使いなさい・・ではないと言うことですね。

    > ですから、90x45の筋違であれば、側面(45mm部分)に節があるものは事実上NG。

    側面からの節だと、板厚方向の欠損になります。部材が平たくなるほどωが小さくなり座屈しやすくなります。

    > 筋違の監理・・・けっこう難しい問題ですね?・・・かといって、上述告示1452号ではJASにそぐわない無等級材にも十分な強度を認めており(JAS-2級より上)、無等級では常識的に有害でない節であればOK。

    杉1等材でも気にしてませんでした。気をつけなくては。
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