| 私の場合は、全ての物件で測定高さを測定点毎に計測して計算しています。
600mmのような明らかな道路勾配はもとより、全ての場合、数センチの道路勾配はあります。
フラットな道路は一度も見た経験が在りません。
実務としては、地盤面を±0として、各測定点と直行する道路中心線上の高さとの差を測定高さとしています。
道路が高い部分は正の数値、道路が低いときは負の数値を測定面高さとして入力しています。
解析は、JW\cadで行っていますが、m単位で少数以下3位(つまり、mm)まで入力できるので、+0.002m とか、-0.032mとか微妙な測定高さとなっています。
特に不便を感じていないので、そうしていますが、問題は、道路が低い場合(または部分)です。
測定面が低いと地盤と道路の間に空白が出来てしまいます。
ので、最初から、道路の最も低い部分より余裕を持って深く、地盤(敷地)を計画・適合それぞれのモデルに加えてモデリングしてしまいます。
言い換えれば、建物だけでなくて、敷地も(1mなら、-1.000..0.000)などと対象として入力しているということです。
|