| 算入すべきと思います。
実際的にも、建物本体は軸組(耐力壁)で水平荷重を負担させ、 バルコニーの半分はバルコニー先の柱で負担させるということは、 構造的には無理で、ほとんど本体の軸組が負担することになりますから。
なお、開放手摺の場合、手摺子間の空きを見付面積から単純に差し引くことは、 令46条 4項の記述からは、可能かもしれませんが、 告示 H12-1454 の風力係数の記述からみると(全部壁面という場合に比べて、 ラチス・網状の場合は見付面積に対する風力係数が大きくなっている) 見付面積を割増するのが妥当ではないかとと考えられます。
実際的には、開放手摺の場合でも、手摺子間の空きは差し引かないのが、 安全側でベターと思います。
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