| ご周知のように認定番号は異なりますが、使えないことはないと思います。
物理的には取り付けは不可能ではありませんが、住宅サッシは溶接による固定はできません。耳が短いのでビス止め用に下地木枠を4周に配する必要があります。
直接に鉄材には取り付けできません。ただし、最近は外壁用のLGSなどを使った直止めの工法もあるようです。
耐風圧や水密性能を確認しておく必要があります。防犯や断熱に関しては住宅用のほうが上かもしれませんね?
でも、所詮は邪道です。施工に長けた工務店が経済性重視で代用する方法ですので、設計事務所が設計に最初から盛り込むものではありません。なぜなら、住宅用サッシは既製品が原則なので「施工図」がありません。設計者か工務店の担当者がデータを利用して自ら書かなくてはいけないと思います。
施工図をメーカーほかに依頼してたら、経済性のメリットはなくなります。施工図にしても、既製品の建具に合わせて建築を納めることになるので建具最優先みたいになって、良くは思わない設計者もいるでしょう。建築に合わせて建具寸法をオーダーしてたら、これまた高く付きます。最初からビルサッシにしてたほうが安かったんじゃ?とならないように・・・。
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