平成13年7月25日私のビジネス仲間から悲惨な体験Mailが届きました。
行楽地での事故にはくれぐれも気を付けましょう。
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みなさん、こんにちわJAZZです。
2日まえ、福岡の能古島(のこのしま)に行きました。
井上揚水の歌に出てくる小さな島です。
そこの海水浴場で水難事故に遭遇しました。
僕が浜辺に居ると近くで男の叫ぶ声がしました。
最初は喧嘩かと思ったのですが、よく見ると波打ち際に
横たわった人の胸を叩きながら必死でその人の名を呼
んでる声でした。
倒れている人は海パン姿の中年ふうの男性で、身体の
色はもうありませんでした。あお向けになり、頭が波打ち際
を向いていたので、どうやら発見した仲間が足を掴んで浜
まで引き上げた様子でした。
男性は全く動く気配もなく、息もしていないようでした。
僕も、何とかしなけりゃと思い、とりあえず係員の居る
海の家の方に走りました。
小さな浜なので異変はすぐに広がり、あたりは騒然と
なりました。売店にそのことを伝え、友人と浜に戻ると
男性の奥さんらしき人と数人が取り囲んでいました。
「いやー!いやよー!」と叫ぶ奥さんらしき女性。
「大丈夫、大丈夫だから!」と奥さんの肩を抱き
励ます女性。
「お父さーん」と呼ぶ声も聞こえました。
僕も周りのみんなも、何だか走りまわっていました。
気が付くと僕の友人が溺れた男性に馬乗りになり
人口呼吸をしていました。そう言えば彼は消防隊員
でした。ズボンを履いたまま波打ち際でびしょぬれに
なりながら懸命にしかし冷静に蘇生処置を施していました。
しかしその甲斐もなく、男性は病院で死亡が確認されました。
それを知ったのは翌日の新聞でした。男性の年齢は40歳。
JAZZよりまだ5つも年下です・・・。
草野球仲間と海に来ていて、水深1mのところに沈んでいる
のを、探していた仲間が発見したようです。
僕たちが懸命に蘇生しようとしていたときは、すでに
手遅れだったのでしょうね。
今までに亡くなった人は何人も見たし、亡くなる瞬間にも
立会いましたが、死に行く人の命を繋ぎ止めようと必死に
なっている瞬間は初めてでした。
今思えば、それはまるでどこか遠くへ旅立つ人の手を皆で
つかんで引きとめようとしているようでした。
しかし、1つ頭に来たのは、男性を島から対岸までボート
で運ぶのに、毛布を売店の女主人に借りるとき、
アルバイトのお兄ちゃんが差し出した毛布を、「あ、それダメ!
こっちのボロの方にして」とわざわざ引き戻してまで毛布を
変えさせた女主人・・・。1分1秒を争っているときに・・・。
ライフセーバーらしき人が現れるのも遅かったです!。
それまでは僕の友人と看護婦と名乗る女性が蘇生処置
をしていました。(僕はただただ見守るだけでした・・・無力)
みなさん、海水浴場は選びましょう。
そして水の事故にくれぐれも気を付けて下さい。ホントに。
大の大人が水深1mでも溺れることもあるんです。
==JAZZ==