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Re[1]: 鉄骨造建築物のブレース耐火措置
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□投稿者/ kubo (993回)-(2013/10/25(Fri) 11:05:09)
| 2013/10/25(Fri) 18:02:42 編集(投稿者)
「建築物の防火避難規定の解説(2012が最新、2005でも同様)」(日本建築行政会議:編集)
という審査の参考書(強制力はないが、多くの特定行政庁が全部、又は過去からの独自の 取扱基準と食い違わない項目を取扱基準として使用しているようです)には、
耐火建築物にあっても、水平力のみを負担する「筋かい」等は、主要構造部に 当たらないので、原則として耐火被覆する必要はない。 ただし、耐火建築物の筋かいで、水平力だけでなく鉛直力も負担するものは、 主要構造部に該当するものとして、耐火被覆する必要がある。
とあります。
新築時に耐火被覆していないのなら、水平力のみ負担と考えられていたのでしょうから 改修時にも配慮の必要はないでしょう。
しかし、水平力のみ負担の筋かいでも耐火被覆しておいた方がベターなのは、上記の本の 解説にも書かれていますから、配慮した方がよりよいのでしょうね。
小梁については、主要構造部である床を直接支えるものだから、耐火被覆の必要がある、 と以前、審査担当者から言われたことがあります。上記の本などない時代ですが。 (明文化されたものは知らないです・・・)
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