電気・給排・機械設備掲示板

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■1275 / 3階層)  「実際の現場では」
□投稿者/ Dr.K 1回-(2006/12/06(Wed) 07:11:39)

    記事内容:[|] 

    「実際の現場では」と言う事で、私の経験上でお話します。

    私の現在の設計者としての立場では
    「コーキング処理は、ダクト内差込部で行うのは当然、外壁面に取り付ける
    給気口(パイプフード、セルフード、ベントキャップ等)は外壁との接触面
    にも三角シールを行う。」が最低限必要と考えています。

    過去の施工業者の代理人の経験では、「差し込んで外壁面のシールしかしない。」
    と言う手抜き工事を数多く見ました。
    こういう手抜きはゼネコン(建設会社)の大手5社と中堅の上位50社位までは、
    全くありませんでした。
    しかしながら、50社以下の自称大手ゼネコンでは下請けの設備業者が上位100社に
    入らないようなところだと、手抜きがあるのは現実と思います。

    また、大手のデベロッパーのマンションでも手抜きがあります。これはデベの
    責任では有りません。下請けの設備施工業者が「安い下請け工事費」のために
    故意に行ってしまう場合と、会社のレベルが低すぎて「何も考えていなかった等」
    の場合があるからです。

    なぜ、差込部のコーキングをしなくてはいけないか?考えてみてください。

    雨水が給気口からパイプ内に吸引されて、パイプ内に溜まったとしましょう、
    差込部にコーキングがしていないと、差込部分のスキマから水がにじみ出て
    きます。
    にじみ出た水は、パイプとコンクリートのスキマを毛細管現象で物内側にも
    伝わってきます。
    壁の仕上げ材と外壁との間に入った水によって、壁が浮いたり、カビが繁殖
    します。良くないことですよね。
記事引用 [メール受信/OFF] 削除キー/

前の記事(元になった記事) 次の記事(この記事の返信)
←Re[2]: NO TITLE /一般人 →Re[4]: 「実際の現場では」 /一般人
 
上記関連ツリー

Nomal NO TITLE / 一般人 (06/11/21(Tue) 08:25) #1270
Nomal Re[1]: NO TITLE / たにむ (06/11/27(Mon) 15:35) #1271
  └Nomal Re[2]: NO TITLE / 一般人 (06/11/28(Tue) 08:27) #1272
    └Nomal 「実際の現場では」 / Dr.K (06/12/06(Wed) 07:11) #1275 ←Now
      └Nomal Re[4]: 「実際の現場では」 / 一般人 (06/12/06(Wed) 14:45) #1276
        └Nomal Re[5]:室内側の給気レジスター / Dr.K (06/12/06(Wed) 16:15) #1277
          └Nomal Re[6]: :室内側の給気レジスター / 一般人 (06/12/07(Thu) 19:07) #1281
            └Nomal Re[7]: :室内側の給気レジスター / Dr.K (06/12/08(Fri) 02:37) #1282
              └Nomal Re[8]: :室内側の給気レジスター / 一般人 (06/12/08(Fri) 17:07) #1283

All 上記ツリーを一括表示
 
上記の記事へ返信