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■1188 / 1階層)  N値計算法について-その2
□投稿者/ MT_ (3回)-(2010/09/02(Thu) 14:34:59)
    N値計算には、ご質問のように2階柱の位置による「柱補正」が必須です。よく、計算式だけを満足して、補正が全くされていない計算書を見かけますがが間違いです。

    ただ、この補正の方法は設計者の合理的な力学的判断であればよいので、ご質問のどれも一理有って良しかと思います。

    私が最も一般的だと思う補正を紹介しておきます。

    CASE1:先ず、「・・・A柱の直上にあるとみなす。 (建築知識2007/06の考え方)」という解釈ですが、あくまでも「補正」に当たってのみ「直上とみなす」のであって、1Fの柱「A」のN値計算時には、「直上の柱は無し」として計算します。
    一通りN値計算を終えた後、「D」のように、下階に荷重を直接伝達できる柱を持たないものが1m以内にある場合で、当該2階の柱のN値が(正)である場合は、「A」のN値=A+Dとします。同様に、「B」のN値もB+Dと補正します。DのN値がマイナスであったり、「0」の時は、なにも補正しません。
     構造計算が条件のグレー本の場合は、DのN値をAとBに分配しても構いませんが、構造計算を行わない場合は、その手段は使わないのがほうが安全です。

    CASE2:の場合は、AのN値はCを直上の柱として算定し、DのN値がNより大きい時は、その差をAに加えます。A(補正後)=A+(D-C)。Dの方が小さい場合は補正はしません。Bに対しては、CASE1と同様に補正します。

    この補正作業は、手計算で1戸分行うには結構に手間取りますが根気よく行ってください。
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