| ご無沙汰しております。比嘉です。
平成22年3月末時でJCBA天空率部会より屈曲隣地のまとめ方が確定した旨の連絡を頂ましたので報告致します。
昨年11月に発売されました「適用事例集」ではJCBA方式の概略が発表されました。それにより従来、行政毎に異なる算定位置、適合建築物の想定法が統一された方式で運用される様になりました。
一方、屈曲した隣地などの想定法は、時間的制約の中で検討が遅れておりました。
「適用事例集」発表以降も、JCBA天空率WGでは、残された屈曲隣地の考え方に加えて北側に前面道路が面する場合の北側斜線の利用の可否、敷地内高低差区分区域の想定法など山積する課題を検討が続けられました。
この程、一定の考え方が示されましたので「TP-JWSKY・天空率掲示板」でもその内容を解説してまいりたいと思います。
このコーナーでも「屈曲隣地の問題点と解析法の提案」で考え方を提案して参りました。がJCBA方式として仕様確定発表の前に私的な考え方を公表する事を控えておりました。(比嘉ブログを除く)
このたびJCBAより基本的な考え方が示され公表する事が了承されましたので建築資料館ユーザーの皆様にも1月ほど中断しましたが詳細解説を再開したいと思います。
基本的には「屈曲隣地の問題点と解析法の提案」 http://www.ath-j.com/cbbs2/cbbs.cgi?mode=all&namber=55&type=0&space=0&no=20 で掲載した一の隣地境界の想定法は有りと確定しました。
4月中にはJCBAホームページhttp://www.jcba-net.jp/でも発表される予定です。
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