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■960 / inTopicNo.1)  変圧器容量決定根拠について
  
□投稿者/ つる 1回-(2006/03/04(Sat) 12:32:36)

    記事内容:[|] 

    設計TR容量単相 100KVA 総負荷容量150KVA
         三相 100KVA 総負荷容量 150KVAの時
    実施決定容量の根拠を教えてくれませんか
引用返信/返信 [メール受信/ON] 削除キー/
■964 / inTopicNo.2)  Re[1]: 変圧器容量決定根拠について
□投稿者/ HIDE 3回-(2006/03/06(Mon) 16:31:03)
https://homepage2.nifty.com/IH/index.html

    記事内容:[|] 

     わかる範囲ですがお答えします。
    1.電灯用トランス
     電灯負荷,一般コンセント、専用コンセント、の 入力(KVA)、各需要率(%)を
     調べて 入力*需要率 の計算を行い=最大需用電力(KVA) を算出してください。
     その結果の合計を出し さらに将来増設用負荷を加えて 総合計以上の 変圧器
     を選んでください。
     (参考 6KV TR の定格容量 30,50,75,100,150,200,300KVA )
    2.動力用トランス
     電動機負荷容量(KW)*1.25倍(入力換算率)で入力(KVA)を出し需要率(%)を掛
     けて最大需用電力(KVA)を算出してください。
     ヒ−タ−負荷*1.0*需要率で最大需用電力を算出してください。
     以上で算出した最大需要電力を合計し将来の増設容量をさらに加えて総合計を確
     認し それ以上の変圧器を選んでください。

     [参考 需要率(%)]

           電灯   コンセント   専用コンセント      
     事務所   80    40       80
     ホテル   70    40       80
     商業施設  90    40       80
     病院    70    30       80
     住宅    80    30       80

     動力
     衛生 40           厨房、給排水 30     冷暖房 85
     シャッタ−エレベ−タ− 40  換気 90         防災 100

     その他変圧器容量算定に必要な条件
     とりあえず計算にからむ可能性がなければ見なくてもいいですが自分で資料を取
     り寄せて勉強してください。
     (1).不平衡負荷の制限
     (2).電圧変動
     (3).高調波対策

    というわけで質問の条件ではトランス容量は算出できません、もう一度負荷をよく
    確認し、検討のうえ トランス容量を決めたらどうですか。 
     
     

引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■965 / inTopicNo.3)  Re[2]: 変圧器容量決定根拠について
□投稿者/ つる 2回-(2006/03/06(Mon) 18:54:51)

    記事内容:[|] 

    御回答ありがとう御座いました。
    参考になりました。

    ちなみに、最大設備容量/不等率(1.1〜1.5の範囲)=最大電力

    最大電力/負荷力率=変圧器選定容量

    このような考え方を先般聞きましたが、各々の需要率を出して

    計算せずおおまかな考え方で上記を計算する事でも可能なのでしょうか?

    不等率=需要率ではないとおもいますが、いかがなものでしょうか。

    素人につき申し訳ありませんが教えてください。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■966 / inTopicNo.4)  Re[3]: 変圧器容量決定根拠について
□投稿者/ HIDE 4回-(2006/03/06(Mon) 22:18:18)
https://homepage2.nifty.com/IH/index.html

    記事内容:[|] 

     説明不足ですみません、細かく言うと次のように計算します。
    最大需要電力の計算は各負荷ごとに推定された設備容量に需要率、不等率、負荷率
    などを考慮して最大需要電力を算出します。

    需要率=最大需用電力/負荷設備容量*100%

    不等率=各負荷の最大需用電力の総計/負荷を総合したときの最大需要電力*100%

    負荷率=ある期間中の負荷の平均電力/同じ期間中の負荷の最大電力

    トランス容量の概算算出ですが各負荷に需要率は計算に入れたほうが良いですね。
    (需要率は各負荷によって違うため)
    不等率と負荷率は概算計算には入れなくても良いと思います。
    ただしまったく大まかな計算で出そうとすればつるさんの計算の仕方でも目安には
    なるとおもいます。
    他の方からもっと正しい方法の回答が来るかもしれませんので待ってみてはいかが
    ですか。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■967 / inTopicNo.5)  Re[4]: 変圧器容量決定根拠について
□投稿者/ つる 3回-(2006/03/07(Tue) 07:55:53)

    記事内容:[|] 

    遅い時間での回答ありがとう御座います。

    よく理解できました。

    基本的には各負荷の需要率を出して計算する事が重要ですね。

    おおまかな数値は前回のやり方でもだいたいつかめる事もわかりました。

    余裕のない容量については各負荷毎に計算する事にします。

    ありがとうございます。

    今後共、よろしくご指導ください。

引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■1060 / inTopicNo.6)  Re[1]: 変圧器容量決定根拠について
□投稿者/ いの吉 2回-(2006/06/14(Wed) 23:50:10)

    記事内容:[|] 

    油入トランスならば、過負荷特性があるので・・・・、その辺も頭においてみた
    ら?
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■1149 / inTopicNo.7)  Re[4]: 変圧器容量決定根拠について
□投稿者/ ESE-K,S 1回-(2006/08/08(Tue) 16:22:09)

    記事内容:[|] 

     変圧器容量は、一般的には電気機器負荷表(Load List)で決めるのが確実
    な方法だとおもいます。変圧器の平均負荷率は、60〜80%以下が安心安全値
    でしょう。また動力変圧器で大形誘導電動機の始動時の(変圧器全体の)瞬
    時電流値が、変圧器定格電流の150%以下であること。(油入変圧器の寿
    命低下を防ぐため)将来負荷増への対応は今回工事でその分を見込むのか、
    増量時に変圧器を取替え又は増設するのかは状況判断で対処して下さい。

     電気機器負荷表:下記URL/ダウンロード/試用版/5.電気機器負荷表
      ↓(左ダブルクリック)
     http://www.onyx.dti.ne.jp/~eses/
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