| 耐火1時間の要求があるから、ALC(単体)と思います。
胴縁や(胴縁や壁材を支持する)間柱・梁を付ける場合、耐火被覆が普通は要ります。 胴縁で支持する材料を使うと、胴縁の耐火被覆の費用と工事期間が要ります。
ただし、大臣認定物では、その添付仕様書で、胴縁等の被覆が不要の場合があるので、 よく調べる必要はあります。
あと、元の建物に天井や壁が増えるので、その荷重を追加負担できる余力があるかどうか 元の構造計算書で調べる必要があります。
また、普通、外壁材で地震荷重時の許容層間変形角は決まるため、材料によったら 1/120までは許容できますが、ALC単体は1/150以下の必要があるので、それも確認する 必要があります。 (胴縁物でも壁材の材料・取付工法を含めて、どこまで層間変形角を許容できるかどうか、 確認する必要はありますが)
|