| 以下の様な解説がありますが、これで如何でしょうか?
「構造設計一級建築士資格取得講習テキスト」より しかし、必要壁率の説明は変更されているので注意が必要である。 改正以前は、必要な耐力の2/3を耐力壁、1/3を非耐力壁で負担するという考え方であった。 そして、2/3に対して、必要な壁率を設定していた。 しかし、平成12年に、すべての水平力を耐力壁で負担するよう改められた。 また、改正前は、壁倍率1.0の基準耐力は130kgfであったが、200kgfに見直されている。 それまで、壁倍率がばらつきを考慮して下限値を採用していたのを おおむね平均値に変更したことが理由となっている。 そして、結果的に、耐力がおおむね1.5倍となったため、必要壁率は増えなかったのである。
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