| 通し柱と胴差しの仕口について、各種仕様書や木造構造計算の書物では「かたぎ大入れ、金物補強」が基本になっていますが実際の現場では、そうようにされているのでしょうか?
私がこれまでにそのような仕口を見たことがないのですが・・・・。
わたしの所では、「かたぎ大入れ」などにはしなくて、「襟輪」と呼ばれる3段構成の複雑な形状の「ほぞ」加工を行うのが一般的です。
金物も「サクラボルト」という工法を使いますので、当て金物のように軸部は外部からは見えません。組み立て後はスッキリとした意匠となります。
これまでは、なにも問題はなかったのですが、優良住宅等を扱うようになると「通し柱と胴差しの仕口」も申告したりするようになってきました。選択肢の中には私のところの方法がないので、「かたぎ大入れ、金物補強」の標準図を添付することになります。特段、検査でも問題になりませんが・・・しっくりこないです。
果たして、どこかでは「かたぎ大入れ、金物補強」という仕口が実際に使われているのでしょうか?お教え頂けると幸いです。
・・・大入れだと、2〜4本の横架材が掛かる場合はどうするのだろう。。。大入れが干渉しますよね?
|