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■No5067に返信(かなへいさんの記事) > 初歩的な質問で申し訳ありません。 > 面積を求積するのに連続線の接続点(地盤線などの変化点)がわかりにくいため,仮点を > 表示させようと思うのですが一つ一つの交点を指示するのは時間がかかりすぎるので,範 > 囲指定して一括で交点に仮点の表示とかはできないのでしょうか? > それとも他に何かもっと良い方法がありますでしょうか。 > どなたか教えていただけませんか?
かなへいさん、こんにちは。 外部変形や、他にもいろいろありそうですが、 ここでは「座標ファイル」コマンドを使用し、仮点ではないのですが、 線端点に一括して補助線色(印刷されない)の実点を打つ方法を紹介します。
「その他」メニュー>座標ファイル>「ファイル書込」>と進んで、 点を打ちたい線のみ(曲線など)を範囲選択したら、 「基準点変更」(後で点を配置するときの基準です)>「選択確定」>「ファイル編集」とすると、 テキストエディタ(初期値では「メモ帳」)が起動して、 選択した線の内容が表示されます。
例えば、次の例は曲線を選択したものです。
lg0 ly0 lc2 lt1 cn0 20 20 0 2 cn"$<MS ゴシック> # pl 0 0 59.449379697088 189.214578172164 59.449379697088 189.214578172164 166.290114348924 511.082532749042 166.290114348924 511.082532749042 285.191416055244 820.828051896919 285.191416055244 820.828051896919 423.786555103696 1110.77870812909 423.786555103696 1110.77870812909 589.708801781927 1373.26207395883 589.708801781927 1373.26207395883 790.591426377587 1600.60572189945 #
以上を、座標だけの行にして下さい。 そして先頭にpn9(補助点色)、各行頭にptを追加して、
pn9 pt 0 0 59.449379697088 189.214578172164 pt 59.449379697088 189.214578172164 166.290114348924 511.082532749042 pt 166.290114348924 511.082532749042 285.191416055244 820.828051896919 pt 285.191416055244 820.828051896919 423.786555103696 1110.77870812909 pt 423.786555103696 1110.77870812909 589.708801781927 1373.26207395883 pt 589.708801781927 1373.26207395883 790.591426377587 1600.60572189945
以上のように加工し、上書き保存して、エディタを終了します。 (点の場合、座標はひとつだけでよいのですが、消去するのが面倒ということで 線の終点座標はそのままにしてあります。後の座標は無視されます。) JWWに戻って、「ファイル読込」で先ほどの基準位置を右クリックすると、 交点に補助線色の実点が作図されます。 まあ、数点なら直接打ったほうが早いですが、多い場合や細かく分割された線の端点を確実にひろいたい場合は、こちらのほうが便利ではないかと思います。
行頭に「pt」を追加するのが面倒そうですが、行頭置換機能のあるエディタなどだと簡単に作業が終わります。 ちなみに私は、「TeraPad」というフリーのエディタに、行頭行末に文字列を挿入してくれるツールを組み合わせて使用しております。選択した複数行の行頭(行末または、行頭と行末へ一度に)にコマンド選択だけで、指定の文字列を追加してくれるので、重宝しております。
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