| それは、設計契約、工事契約に当たってあらかじめ、建築主と取り決めておくべき 問題です。
建物全体の法的チェックの責任は、第一義的には建物の設計者にありますが、 内装部分の設計をあなたが行われているのであれば、今の建築士法では あなたにも責任があり、申請に当たってその他の設計者の欄に記入しなければ なりません。
なので、一方的に建物の設計者がそのチェックを行わなければならない、 というのはありません。実務をどちらがするかはあらかじめの協議によります。
が、普通、(採光計算・排煙計算・換気計算等)のチェックはその部分の レイアウト(間仕切等)を設計するものが行うのが当然と思います。 それを考えてレイアウト・建具・内装・換気等をを決めるのが設計という ものでしょう。
従ってそのチェック表を作るのもその部分の設計者で、(全体の)建物の 設計者はそれをチェックして不都合があればやり直させる責任というものがある と思います。
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