| おかぐら?と、いうのですか?知りませんが、とにかく告示に示された抱き合わせの方法で基礎の補強を行えば、既存の基礎が無筋でも構いません。
ホールダウンは、補強側の基礎に定着して、土台を介さずに直接に柱に結びます。
あとは、上部構造は一旦、内外装材を剥がすなどして、現行法準拠とします。
面積は既存の1/2以内の増築に限ります。
エキスパンション構造として、既存部分と、増築部分相互に応力が伝わらない構造とします。
したがって、横への増築は出来ても、2階への増築は、ほぼ不可能です。
2階へ増築したい場合は、構造を既存と一体にする必要があるでしょう。
そうしたい場合は、基礎を取り壊して、作り直す必要があります。
先ず、内外装をめくり、建物を基礎と絶縁し、1〜1.5m程度持ち上げます。
そして、手作業で基礎を取り壊し、現行規準を満たす基礎に作り変えます。
手作業がいやな場合は、土地に余裕があれば、建物を一旦横にスライドしておけば作業効率が上がります。
昔はよく行われた工法ですが、最近ではめっぽう、やらなくなりましたね?
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