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Re[1]: 合板耐力壁の開口補強
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□投稿者/ HAA (14回)-(2008/11/08(Sat) 19:31:25)
| 構造計算不要の木造2階についてですが
下記を根拠にして柱間910の場合、面材耐力壁の切込み寸法を1/3の300までと考えるべきです。
1/3を超える場合は、耐力壁にカウントしません。
計算根拠のある補強方法があれば、採用したいものです。
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」 講習会 Q&A (財)日本住宅・木材技術センター http://www.howtec.or.jp/joho/syuppan/qanda/kousyuqanda-kyoyou.pdf
Q.21 構造用合板の耐力壁に開口を設けることができますか。その場合にその補強方法や倍率のとりかたはどの ようにすればよいでしょうか。
A.構造用合板張り耐力壁の耐力や剛性は面材釘のせん断で決まるので、合板自体のせん断耐力には余力があるため、ある程度の開口を設けても倍率に影響しません。 ではどの程度ならよいか、ということですが、合板自体がせん断破壊するのは脆性的で好ましくないため、開口周辺での応力集中などを考えると、許容耐力時に合板上の任意のラインに働くせん断力に対し、開口を除いた残りの合板断面積で除した平均せん断力が、合板の短期許容せん断応力度の1/3 以下に押さえられるようにすべきでしょう。さらに、残った部分が細長く曲げ応力が働くような形にならないように考慮すべきだと思います。
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