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■381 / inTopicNo.1)  鴨居の語源由来
  
□投稿者/ ゲン (1回)-(2008/03/14(Fri) 02:51:03)
    こんにちは。
    皆様、いろいろな分野で建築に取り組んでいらっしゃると思いますので、多方面からの見解が聞きたくて書き込みさせていただきました。
    今、「建築と生き物との関係」を調べております。
    日本の建築には、現場での専門用語や道具などに動物の名前をあてて言いますよね。
    例えば、「虎綱」や「猫車」や「犬走り」・・・などなどまだまだいろいろあります。
    そこで、現在調べていてどうしても分からないのが「鴨居」です。
    当然、ご存知のように引戸の上枠を「鴨居」。対して下枠を「敷居」と言います。「敷居」は床に近いので「敷」を当てたのでしょうが、「鴨居」はなぜ「鴨」なのでしょうか。どの文献を調べても由来が分からないのです。
    通常、上のほうの部材には天板や天井のように「天」や雲板や雲すじかいなど「雲」をあてた表現をしますがなぜ「鴨」なのか。他に「鴨」を使った業界用語はみつかりませんし、行き詰っています。
    また「−居」とはどのようなことを意味しているのでしょうか。
    どなたか、ご存知の方がいらっしゃいましたらお答えください。
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■382 / inTopicNo.2)  Re[1]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ ミキ (2回)-(2008/03/14(Fri) 14:28:56)
    答えではありませんが、思い付きを書いて置きます。
    書き込みがなかったときの参考にでもなれば・・・。

    「鴨居」に似た言葉に「鳥居」というのがあります。
    「鳥」とは「鶏」ではないかと聞いた憶えがあります。

    「鶏」と「鴨」の居る場所・・・なんか似てませんか?

    とすれば、神道か仏教用語かも・・・本当に思い付き。
    ハズレていたら悪しからず。
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■383 / inTopicNo.3)  Re[1]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ 睦十津 (1回)-(2008/03/14(Fri) 16:44:54)
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■384 / inTopicNo.4)  Re[2]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ ゲン (2回)-(2008/03/14(Fri) 20:19:53)
    ミキさんへ

    「鴨居」と「鳥居」をきっかけに因果関係を調べてみました。
    すると、お互いに共通する「−居」は同じ意味で“人がくぐる”と言う意味だと言うことが分かりました。
    そのため、鴨居と同じような部材でも「落とし掛け」や「無目」では人が通らないため「居」という名称は使わず違う名称であるのではないかと思われます。
    ですから「敷居」には「居」がついています。
    尚、「鳥居」の「鳥」は諸説ありますが“一直線の道”と言う意味があります。
    つまり、“神の社に向かう一本道”その入口に建立したものが「鳥居」なのです。
    今はあまり使われませんは「鳥路」という言い方があります。これは“鳥の飛ぶ道”という意味で転じて“真っ直ぐ進む”ことをたとえて言う言い方です。
    他には“両翼を広げて二本足で立っているように見えるので”鳥だとか“鳥のとまり木みたいなので鳥の居場所なので”などいろいろな説がありますが・・・
    まだ「鴨」の由来が分かりませんがとても参考になりました。ありがとうございました。
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■385 / inTopicNo.5)  Re[2]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ ゲン (3回)-(2008/03/14(Fri) 21:39:56)
    睦十津さんへ

    情報ありがとうございました。
    実は、この内容は以前に見たことがあり、すでに調べました。“防火の神鳥が鴨かも知れません。”との説ですがどうやら鴨は「家鴨」であって神鳥ではなかったでした。どちらかと言うと“水鳥の総称”として今よりもとても広い意味で使われていた言い方でした。万葉集でも身近な食用鳥として詩に詠まれていたそうです。
    それだけ身近な鳥であった鴨を形容して「鴨+居」と名づけたと思うのですが、今ではそれほど鴨を比喩した言葉が残っていないこともあり想像すら出来ない次第です。宜しければ引き続きご意見をお願いいたします。
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■386 / inTopicNo.6)  Re[1]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ kubo (1回)-(2008/03/14(Fri) 23:25:17)
    こういう話題は好きです。
    単なる思いつきです。敷居とセットであるということから。

    上(かみ)の居・・・・上側の居だから

    噛む(かむ)居・・・・戸が倒れないように溝があって支えているから

    が、なまって カモ居。鴨の漢字は当て字。
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■387 / inTopicNo.7)  Re[2]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ ゲン (4回)-(2008/03/15(Sat) 10:11:27)
    kuboさん

    当て字説ですね。
    確かに先人の方々は、そのような嗜みがありましたよね。

      ■ 入母屋やねの妻部分の「木連ね格子=狐格子」と表現したり
      ■ 「コンクリート=混栗土」
      ■ 「mosaic tile=模細工タイル」

    などなど現場で生きている言葉には当て字がたくさんありますものね。
    とても参考になります。ありがとうございます。
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■389 / inTopicNo.8)  Re[1]: 鴨居の語源由来
□投稿者/ ゲン (5回)-(2008/03/17(Mon) 12:10:50)
    江戸の時代は「鴨」は身近な鳥で、水鳥の総称として人家で飼う水鳥を指していたようです。
    ちなみに、現在、俗に言う「かも」は「鴈(がん)」「鳧(けり)」と表記して区別していました。

    「鴨」とは、浮く鳥とされ、「天」と「地」の中間にある水平材の意で「鴨」の字が当てられたのではないかと言う説。
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