| 基準法では、火気使用機器(コンロ)に対する換気扇の設置と、有効換気量の計算が義務つけられています。法28条3項に書いてあります。
ですが、所謂4号緩和で、木造戸建住宅などでは同条については建築士責任となり、審査機関はタッチしないことになっているので、指摘は受けませんが、所内ではキチンと計算しておかないといけません。
換気扇を設置する場合、計算式は一般に、V=NKQを用いますが、このときの係数Nの値とフードの規定が関連しています。
・基準以外のフードの設置の場合は、フードが無いものとしてN=40で計算。 ・コンロからフードの高さを1m以内にすれば、1型フード。N=30で計算。 ・更に、フード巾を設置高さの1/2以上、両翼に広げれば2型フード。N=20で計算できます。
つまり、フードの基準によって、換気扇の能力が変わるわけです。 計算さえ満足していれば構いません・・・。
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