| 基本的には日本語の通り、そのままです。屋根は屋根、柱は柱。
これらを定義していくいと切りが無いので、聡でないものを見つけたほうが早いです。
もし無くても、また、もし壊れても、構造上・避難上重大なダメージを与えそうにない部分を省くと考えると判りやすいと思います。
建築基準法2条を参考に・・・・。
窓の庇は、屋根には違いないけど、別に無くても・・・・という場合は主要構造部でないですが、上下階のスパンドレルとして機能している庇であれば主要構造部になるでしょう・・・。
事務室と更衣室を仕切っているLGS+PB程度の簡単な間仕切りは、壁には違いなけれども・・・・利用者にとっては必須な間仕切りですが、なくても、構造上・避難上は問題ないので、主要構造部とは言えない。
外壁が無ければ、火災の延焼を防げないので、これは主要構造部。
間仕切り壁でも、耐力を受け持つものは構造的に重要。また、廊下と学校の教室間などは避難上重要な間仕切りなので主要構造部かと思います。
法2条では、「構造上重要な部分」と書いているので、構造計算上(力学的に)重要な部分のみが主要構造部だと捉える人もいますが、私は、この「構造上」というのには「力学的な構造」以外にも「防火・避難の為の仕様の構造上」という意味合いも含んで考えています。
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