| 基準法だけに捕らわれずに考えたほうがよいと思います。
kuboさんご紹介の記事も一理ありますが、そうれとは逆を論じている文献もありますので一概では有りません。
答えは、主事に委ねられることになりますのでALCが取り付く梁や、ALCを取り付ける金物は、被覆が不要であるとは言い切れません。
私の考えは、一般的なALC外壁の場合は、4m超であってもALCを受ける「桁梁」は被覆します。
柱は4m超部分も被服は免除されないので、柱と間柱は屋根下まで被服しなければなりませんよね?この被覆作業はALC施工後に内部から行います。
当然、壁面には足場が組まれるか、スカイマスターが用意されています。
現場の状況では、桁梁だけを被覆しないほうが不自然ですよ。
また、法では、「小屋組の梁」となっていますので、外壁を支える「桁梁」は「軸組の梁」と捕らえる主事がいらっしゃれば・・・被覆免除できません。
「小屋組の梁」を被覆するには、広大なステージや吊足場がワザワザ必要になる場合も多く、上下作業を避ける意味でも、その分工期が遅れます。4m超の小屋組の梁の被覆をしないことでのメリットは、経済性・工期面でおおきなものが有りますが、外壁を支える「桁梁」においては、それほどのメリットが有りません。
耐火性を、より高めたほうが賢明だと判断できます。
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