| 2008/07/29(Tue) 20:12:40 編集(投稿者)
こんばんはMT_です。
先に、22条関係の防火構造の話題がありましたが、木造準耐火(イ準45分)は皆様どうなさってますか?
私は、木造の準耐火は経験が無いので教えてください。準防火地域の木3はやってきましたが、従来方式の開口部制限方式しか経験がありません。需要があまりないのです・・・。
問題有りなのは、「柱」と「梁」です。
告示仕様規定で行けば、強化Pb t=15などで4面を包み張りしなければなりませんよね?
ともすれば、壁などは裏表は間違いなく施工しますが、壁体内となる柱の軸方向面は被覆していない場合もあるかと思います。
床梁でも、施工には大変な労力が必要です。筋違・火打張り、根太・・・障害物がたくさんありますから・・・・。
そこで、木造3階建てだと、構造計算行ってますから「燃え代」を加えることで「柱と梁」の被覆は免除できますよね?
そもそも、木造準耐火建築物などは木3の為に考えられたものでしょうから・・・したがって、木3であれば「小細工」のようなPb被覆からは逃れられます。
ところが、最近では4号-木2でも準耐火建築物の要求が出てきました。
火災保険料率が有利になる「省令準耐火」が周知されてきたからです。
プレバプメーカーを優遇する措置ですが、在来を完全に無視する訳にもいかないのか、在来でも対応は可能となっています。
その条件が準耐火構造です。在来には、それ以外の道はないようです。
さて、そこでなのですが、被覆免除の為の「燃え代設計」をする場合は4号物件でも構造計算が必要かという疑問です。
結果は、大体想像は付くのですが、今のところ根拠は構造計算しか思いつきません。
例えばなにかスパン表(性能評価で使うみたいな・・・)みたいなもので、断面寸法を割り出し、それに燃え代35mm(45mm)を加えればOKというような方法は、無いものでしょうか?
|