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教えて子 さん へ
天空図とは、簡単に説明しますと、地べたに仰向けに寝っころび空を見上げます。 その時目を魚眼レンズにしたと例えます。
レンズの半球に空と建物が写ります。球面に写し出された建物を地べたの面に水平 投影したものが天空図です。
天空率というのは、建物の投影された面積を、半球全体の面積から差し引いた残り の空の割合です。
天空率が大きければ、大きいほど空が沢山見えると言う事です。
建築基準法では、道路や、隣地、北側隣地上空の採光・通風を確保するよう、最低 限の規制をしています。それが斜線制限です。
しかし、斜線制限を受けた計画と、制限を受けない計画の、定められた地点で、双 方の天空率を比較し、もし制限を受けない計画の天空率の方が勝っていた場合、建 築基準法の斜線制限は適用しなくて建物を計画出来るわけです。
通常、この天空図作成・天空率計算は、専用ソフトを使用する事となります。 しかし、Jww では、この操作がCAD上で出来るのです。素晴らしい機能です。
作者様に感謝ですね。
ご参考まで。
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