| カラー鉄板の錆を落とす場合は完全に落としておかないとその部分が錆びやすく長く持ちません。 錆を落としているとき鉄板に穴が空いたりした場合は寿命です。 張り替えるしか有りません。 つまり徹底的に錆を落として、塗装をして使えるかを見ることが大切です。 錆びにくいと言われている銅板でも、30年以上立つと銅板自体が薄くなり台風などの強風に耐えられなくなり、剥がされてしまいます。 鉄板の場合は強風で剥がされるより穴が空き雨漏りする方が早いかもしれません。
錆をしっかり落としておかないと塗料がはげて来ます。 せっかく塗装しても、醜い状態になり、再度塗装するはめになります。 そのまま放置すると、雨水が浸透してさらに腐食を促進し、傷みが早くなってしまいます。 錆をしっかり落とすことで、再利用が出来るものかを確かめるのも大切です。 ケガの無いように気を付けて行ってください。
再利用ができると解ったら、お勧めのさび止め塗料があります。 ローバル株式会社の常温亜鉛メッキの塗料です。 私は20年ほど前のちっちゃなビルで外部に螺旋階段を作ったとき、亜鉛メッキ仕様にしたのですが、幅が大きすぎて溶接組み立て後溶融亜鉛メッキの釜に入らないと言うことが分かり、一部を後溶接にしました。 その溶接後の部分をローバルで処理し塗装仕上げにしたのですが未だに錆びていません。 たまたまかもしれませんが、一応私は信頼しています。 ただ価格が高いので、屋根全体に施工できるのかはご価格を検討下さい。
ローバル株式会社:http://roval.co.jp/
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