| まず「表記要素」の意味ですが、エクセルなどのドキュメントを思い浮かべると、表に書かれた数値や文字や罫線などはドキュメント自体の要素で、図形描画で作成するテキストボックスや線などは一般にそのドキュメントを説明するためにドキュメント本体の上に乗っかります。こういうのを「アノテーション」と呼びます。 これを図面に置き換えて考えると、道路の線や等高線やその高さの文字などは図面自体の要素で、図題や方位記号その他図面自体を説明するものはアノテーションと見ることが出来ます。 つまりこのアノテーションを表記要素と呼んでいます。 SXFでは表記要素を図面要素とは別に扱うように考えられていますから(多分ACADの影響?)、PaoではSXFを意識した図面データを作成する場合、表記要素をFグループに置いてSXF出力の際に差別化されるようにされています。
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