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Re[3]: 敷居塗装
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□投稿者/ 独ターk (8回)-(2009/02/14(Sat) 16:22:39)
| 2009/02/14(Sat) 16:27:48 編集(投稿者)
無知さん、ハイ!お久しぶりです。
> ウレタン塗装でいこうと思いますが敷居等で一番相性?が良い材種はありますか。
私でしたら、南洋桜(東南アジア(インドネシア周辺)ラワンによく似た硬質南洋材で、古くから使われている名称です。ニヤトーを南洋桜と呼ばれているようですが、私の知るところでは、ニヤトーと南洋桜を比較するとニヤトーは明るい褐色で南洋桜は暗褐色硬度も南洋桜が堅いとして別扱いしていましたが同じ物のようですね。ニヤトーそのものに硬度の均一性が無いようです)Flametree(南洋桜/火炎樹)ではありません。
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/33.htm
経年変化で暗褐色になる赤身の木材です。 内地産の桜の敷居の代わりに使われていました(現在も使っていると思います)。 昭和40年代の熊本県の住宅で「私の家の敷居は桜ですよ」と言われる中に南洋桜が多く使われていました。 10年過ぎると暗褐色になっていました。
余談ですが、白木に近い物ではメルサワです。 黄色味掛かった白っぽいラワン材と言ったところです。 堅い木ですから、敷居などにも使います。
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/20.htm
> 現在タモで考案中・・・
タモの場合木目をよく見て素性のよい物を選ぶ必要があります。 材木は全てそうなのですが、巨木から取り出せる南洋材は比較的安価に素性のよい物が製品化されています。 特に敷居として販売されている物は木目があまりハッキリせず、仕上げても目立ちません。 タモの場合は少しどんよりした暗めの木ですが白身に近いので、敷居などで擦れた場合、その部分だけがやけに白く目立つかもしれません。 今回の敷居には出来るだけ色目の濃い木材に着色剤を染みこませてウレタン仕上げする方が、経年変化に対してはより効果的かもしれません。
ただタモは木目が欅やセンや北米のホワイトアッシュなどに似ていますので木目の使い方着色の仕方では素人目によいかもしれません。
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/tamo.htm
時に、上手く着色したタモや北米のホワイトアッシュをみて欅と勘違いする素人さんもよく見かけますし、インチキ材木店ではタモの床柱を欅調の色に着色して欅の柱として販売しているのも見かけます。
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